• 業種ゲーム/エンターテインメント
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Summary

開発費の高騰や市場の成熟など、ゲーム業界を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。そうしたなかでAiming様は、開発支援のパートナーとしてSHIFTを選ばれました。本記事では、単なる「発注・受注」の関係を超え、現場レベルで課題を「自分ごと」として捉えるSHIFTの姿勢と、そこから生まれた信頼、さらにはAI活用を含めた未来に向けた共創について伺いました。

「お堅いイメージ」を覆した、
エンタメ領域での圧倒的な突破力

両社のお付き合いのきっかけについてお聞かせいただけますか?

株式会社Aiming 様
株式会社Aiming 第二事業部 事業部長 プロデューサー:竹内 様(以下、竹内 様)

正式なお取引以前から、業界内でSHIFTさんの評判は耳にしており、実際にお会いした方々の優秀さにも強い印象を受けていました。ただ当初は、腰を据えた協業を前提としていたわけではありません。
他社案件で技術的な課題が解決できず、納期・予算ともに厳しい状況に直面したことをきっかけに、「一度相談してみよう」と判断したのが、SHIFTさんとのお付き合いのはじまりでした。

株式会社Aiming 第二事業部 事業開発部 部長:小村 様(以下、小村 様)

正直にいうと、通常であればリスクが高すぎて、なかなか依頼しづらい条件だったと思います。最初は「本当にこれだけのことができるのか?」と、いい意味で警戒してしまうほどでしたね(笑)。

厳しい条件のなかで、SHIFTの対応はどのように映ったのでしょうか。

株式会社Aiming 様
小村 様

正直、最初は「これは物理的に無理だろう」と思っていました。その無理難題に対して、非常に丁寧に、かつ迅速に対応してくださいました。

竹内 様

感情論ではなく、状況を冷静に整理してくださった点が印象的でした。
『何ができて、どこがボトルネックになるのか』を率直に示し、現実的な選択肢を提示してくれました。結果として、限られた条件のなかでもきちんと品質を担保して対応していただき、「この会社とは長く一緒にやれそうだな」と感じるようになりました。

多様なバックグラウンドをもつ人材が支える「柔軟な現場力」

株式会社Aiming 様
SHIFT:高野

SHIFTは「エンタープライズ領域に強く、ロジカルでお堅い」というイメージをもたれることもありましたが、実際の現場での印象はいかがでしたか?

竹内 様

仕組みは非常にロジカルですが、現場の方々は柔軟で、成果物だけでなくプロセスにも深く関わってくれます。発注側・受託側という線引きを強く意識せずに進められる点が、他社との大きな違いだと感じています。

SHIFT:高野

ありがとうございます。品質を担保するためには、現場に入り込むことが不可欠だと考えています。 SHIFTには多種多様なバックグラウンドをもつメンバーが集まっています。

株式会社Aiming 様
小村 様

単なるテスターではなく、開発現場の空気感や要点を熟知している方が多い点が大きいですね。ローカライズや進行管理など、調整コストがかかりがちな領域を主体的に担っていただき、社内メンバーが本来の業務に集中できました。

竹内 様

「品質を守る」という言葉はよく使われますが、SHIFTさんは品質を担保するだけでなく、「どうすればよりいい体験として届けられるか」という視点で話をしてくれる。その点に、業務委託以上の価値を感じています。

株式会社Aiming 様
SHIFT:鈴木

現場で出てくる小さな課題やアイデアも見逃さず、「それ、今やりましょうか」とすぐ動くことを意識しています。単なる作業ではなく、プロジェクト全体の価値向上につながると考えています。

ビジネスの壁を超える
「自分ごと」化という信頼の源泉

御社が感じる、SHIFTの存在とは何でしょうか。

竹内 様

SHIFTさんの価値は、単なる受託にとどまらず、現場で一体となって動いてくれる点にあります。

小村 様

現場でも強い一体感があります。例えば、ローカライズ(翻訳管理)の業務では、スケジューリングから翻訳者との調整まで主体的に巻き取っていただき、こちらが動く前に対応が進んでいました。

竹内 様

契約外といわれてもおかしくない領域まで、「プロジェクトを成功させるために必要だから」と主体的に動いてくれる。その姿勢に、「そこまでやってくれるのか」と感じる場面が何度もありました。こうした当事者意識こそが、SHIFTさんの強みだと感じています。

エンタメ事業における共創と投資
―意思決定の裏側

株式会社Aiming 様
SHIFT:清水

ありがとうございます。私たちも、品質やコストのバランスを含め、パートナーとして「ここは予算をかけてでも品質をあげるべき」「ここは削れる」といったより踏み込んだ提案をしていきたいと考えています。

竹内 様

すでに十分に実践していただいています。仕事を「自分ごと」として捉え、胸を張れる成果を目指す姿勢を、SHIFTさんのメンバーから強く感じます。

小村 様

ビジネス上の線引きよりもチームの一体感を優先して動いてくれるので、現場として非常にやりやすいですね。

社内の壁を突破して実現した
「共同プロジェクト」への出資

QAを超えた取り組みへと発展した背景を教えてください。

SHIFT:高野

共同でのIP創出や出資といった新しい取り組みもはじまりました。

株式会社Aiming 様
竹内 様

社内から「SHIFTさんと一緒にやりたい」という声があがったのがきっかけです。一社だけではいいものづくりに限界があり、同じ志をもち、リスクも共有できるパートナーとして相談しました。

SHIFT:清水

社内調整は簡単ではありませんでした。エンタメ領域への出資や事業共創は前例が少なく、慎重な意見も多くありましたが、最終的には熱意と覚悟が後押しとなり承認を得ました。
この挑戦を通じて、単なるアウトソーサーではなく、事業を共に創るパートナーへと視座を高めることができたと感じています。

竹内 様

エンタメの企画は、論理だけでは説明しきれない領域です。10人いれば10人が納得する企画はほとんど存在しませんし、どうしても「直感」や「覚悟」が問われます。

SHIFT:清水

だからこそ、「なぜやるのか」「何を実現したいのか」を言語化する必要がありました。そのプロセスを経て、単なる投資判断ではなく、「一緒に事業を考える」という意識が社内にも浸透していったと感じています。

竹内 様

私たちとしても、「一緒にリスクを取る」という姿勢自体に大きな意味がありました。それによって、パートナーとしての関係性が一段深まったと思います。

業界全体の課題解決へ。
AI活用と効率化で描く未来地図

現在のゲーム業界が直面している課題を、どのように捉えていますか。

株式会社Aiming 様
竹内 様

ゲーム業界は、開発費の高騰や市場成熟により、従来の手法では成長がむずかしい状況です。売上を伸ばそうとするとコストが増え、コストを抑えると挑戦がしづらくなる。これは業界全体の課題です。そのなかで、AI活用やグローバル展開は、避けて通れないテーマだと考えています。

SHIFT:清水

当社では中東拠点の立ちあげや海外企業のM&Aを進めるなど、日本のコンテンツを新たなマーケットへ届ける取り組みを進めています。また、AIを活用した業務の標準化・効率化にも注力しており、エンタープライズ領域で培った知見をエンタメ分野にどう応用するかが重要なテーマです。

竹内 様

特にAIについては、「誰が旗を振るのか」が重要です。多くの企業が連携することで価値は高まりますが、そのなかでSHIFTさんのように積極的に取り組む企業の役割は非常に大きいと感じています。

AIや技術革新において、SHIFTにどのような役割を期待されていますか。

SHIFT:清水

現在、エンタープライズ領域で「AI駆動開発」の研究を進めています。要件からコードやテストケースを自動生成する仕組みを、ゲーム開発にも応用し、開発コストを大きく変えられる世界を目指しています。

竹内 様

それは素晴らしいですね。ぜひその分野でもディスカッションさせてください。

受託者から「真のパートナー」への進化

今後、SHIFTとどのようなパートナー関係を築いていきたいとお考えですか。

小村 様

大きな会社同士の取引になるほど、どうしてもビジネスライクな関係になりがちですが、SHIFTさんとのお付き合いでは、そうした「壁」をあまり感じません。現場レベルで率直に意見をいいあうことができ、「一緒に走っている」という感覚をもてる関係性を、今後も大切にしていきたいですね。

SHIFT:鈴木

現場の声を受け止め、形にすることをSHIFTは重視しています。そう感じていただけているのであれば、非常にありがたいです。

SHIFT:高野

コストと品質のバランスに加え、新しい技術の導入を提案し続けることが、これからの私たちの役割だと考えています。

SHIFT:清水

「受けて納品する」関係ではなく、事業計画の段階からテーブルを囲み、「ここを一緒に解決しよう」と話し合える関係でありたいですね。「自分ごと」化する現場力が生んだ強固な信頼を基盤に、業界の課題解決と新たなエンターテインメントの創造に向けて、共に走り続けましょう。

竹内 様

そうですね。信頼関係があるいまだからこそ、3年、5年先を見据えた挑戦ができる。個別案件にとどまらず、業界全体の課題解決にも踏み込めるパートナーとして、これからもご一緒できればと思います。

株式会社Aiming 様

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※掲載内容は2026年1月取材時のものです。

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