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- ソフトウェアテスト・品質保証
第三者検証とは?重要性やメリット・デメリットを解説
2023.09.20詳しく見る -
- DX
プロダクト開発を通じて企業のビジョンを達成するには
みなさんの開発現場は、アジャイル開発を取り入れているだろうか。 リリース頻度はどの程度だろうか。2週間?1週間?1日? 開発基盤が整って、リリースのサイクルを短くできるということはアジャイル開発の大きな特徴であり、誰しもが容易に気づく点である。 アジャイル開発を取り入れたい理由として、他社との競争に打ち勝つためにプロダクトを早くリリースしたいことをあげる人も多いだろう。 だが、実際の開発現場では、リリースのサイクルを短縮することが目的と化していないだろうか。 リリース頻度が高いだけでは、リリースしているプロダクトが企業のビジョンやプロダクトのゴールに沿っているかどうかは判断できない。 もし開発チームが企業のビジョンやプロダクトのゴールを達成することへの意識が希薄なら、無価値なプロダクトを高速に提供している可能性がある。 今回は、開発チームがプロダクトゴールを達成していくためにはどうしたらよいかについて考えてみたい。
2023.08.30詳しく見る -
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非機能要件とは?機能要件との違いや設計方法、設計のポイントについて解説
システム開発において、プロジェクト初期に要求を明らかにし、「どのような機能を実現するか(いわゆる機能要件)」を集中的に議論している現場は多いでしょう。アジャイルのような小さなイテレーションで機能を実装していく現場においては、特に機能要件を重視する傾向があります。 それに比べて、メンテナンス性や処理性能、拡張性などの非機能要件を明確化し、機能要件と同等のプロセスで定義・実装している現場は少ないように感じます。 なぜなら、機能要件の基となる顧客要求は明らかになりやすく、また目に見える形で達成度合いを表現することができるため、議論するモチベーションをもちやすいのですが、その反面、非機能要件は明確なニーズや要求がないことが多く、定義も難しいので、時間や専門性を要することが多くなり、敬遠されがちになります。 ただし、類似システムが多い昨今において、機能要件はもはや必須条件かつ最低条件となっており、競合優位性を示す要素には成り得ません。むしろ、非機能要件の質こそがシステムの質となり、競合優位性を示す要素であるといえます。特に、事業が継続する限り運用されるWebサービスが多い現IT市場においては、必然的に長いシステムライフサイクルを意識した非機能要件の検討が必要となるでしょう。 また、非機能要件に関連する検討事項は、アーキテクチャ設計のようなプロジェクト中期~後期に変更すると手戻りが膨大になってしまうものがほとんどであるため、プロジェクト初期に検討をしておくことが、プロジェクトの成否にも大きな影響を及ぼします。 すなわち、システム開発において、非機能要件への関心度と重要度は、以前より増しているのです。 そこで今回は、非機能要件に焦点を当て、機能要件との違いや、非機能要件で定義すべき項目、そのポイントについて説明いたします。
2023.08.21詳しく見る -
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可用性とは?信頼性・耐障害性との違いや助長化する方法を解説
事業が継続する限り、運用されつづけるシステムが多い現IT市場において、長いシステムライフサイクルを意識したシステム開発が必要となり、可用性の高いシステム運用は、コスト・品質の両面で必須条項となっています。システム上にトラブルが発生しても、可用性などの事前対策をしておけば、システムが完全に停止してしまう事態を避けることができるでしょう。つまり、システム開発において可用性を加味することは利用者への高い満足度を提供し、システム(≒事業)の継続性を高めるものなのです。 本記事では、可用性の概要と類似の考え方との違い、可用性を高める方法について解説します。
2023.08.21詳しく見る -
- ソフトウェアテスト・品質保証
シナリオテストとは?業務をどうやって分解していくの?
「シナリオテスト」は、「ユーザーが一連の流れに沿ってシステムを問題なく利用できることを確認するためのテスト」となります。JSTQBの定義では、「ブラックボックステストのテスト技法の1つで、ユースケースの動作を実行するようにテストケースを設計する」とされています。 業務を想定したシナリオに基づいて実施するテストでは、お客さまが行う業務が実現できるか、などの要求と合致していることを確認します。しかし、いざシナリオテストを実施しようとすると、要件定義書や業務フロー図があっても、そこからシナリオテストにどのように組み替えていけば良いのか、どこから手をつけていけば良いのか悩む方も多いと思います。 本コラムでは、業務を想定したシナリオテストを行う際に、業務を分解し、テストケースを作成するプロセスやポイントについて解説します。
2023.06.30詳しく見る -
- ソフトウェアテスト・品質保証
- DX
要件定義とは?作成手順や前後の流れをわかりやすく解説!
今回は、システム開発における要件定義という工程について、作業手順や前後の流れを交え、わかりやすく解説します。
2023.06.30詳しく見る
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- UI/UX
デザインにもガイドラインが必要
現代社会において、あらゆる面でデジタル化が推進され、いまやデジタル・IT技術は、私たちの生活になくてはならないものとなっています。既存の事業をデジタル化・データ化することにより、プロダクトやサービスを介して新しい価値を顧客に提供し、デジタルコミュニケーションによってリレーションを深めようとする企業が、世界的に増えています。 そんな競争が激化するデジタル時代において、プロダクトやサービスの機能が不具合なく動くという製品品質は、もはや必須条件となり、利用体験を指すUX(ユーザーエクスペリエンス User eXperience:ユーザーが、ひとつの製品・サービスを通じて得られる体験)品質こそが競争優位性をもたらす要因として重要視されています。 これは、どれだけ完全なシステムを開発したところで、利用者にとって「使いづらい」「わかりにくい」というものも、品質上の大きな欠陥、致命的なバグと解釈される時代となっている、ということなのです。
2022.04.04詳しく見る -
- セキュリティ
脅威インテリジェンスとは 種類や内容、利用できる情報源などをわかりやすく解説
今日、企業の情報漏洩のニュースをよく目にするようになったこともあり、ひとたび情報漏洩が起こった場合に企業価値の損失につながることを認識している方も多いでしょう。一方で、情報漏洩を防ぐための対策が十分にできていないという方もある程度いらっしゃるかと思います。 情報漏洩については、起きてから対応することももちろん必要ですが、あらかじめ備えておくという視点も欠かせません。そこで今回のコラムでは、従来型の防衛中心の“受け身のセキュリティ”ではなく、最近よく耳にする“攻めのセキュリティ”について考えていただくために、その実施の要素の一つである“脅威インテリジェンス”について紹介します。
2022.02.14詳しく見る -
- UI/UX
UX品質を評価するUXエキスパートレビューのすゝめ
あなたの会社ではUXへの取り組み、成果として現れていますか?その成果は実感を伴うものになっていますか? もしUXに取り組めていない、UXに取り組んでいるけど成果が出ていない、成果を出しているけど実感がない、それを解決したいとお考えの方、ぜひお読みください。
2022.04.04詳しく見る