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- ソフトウェアテスト・品質保証
ウォークスルーとは?目的やレビュー方法、実施ルールについて解説
昨今、顧客ニーズの変化や市場動向に追従するため、ソフトウェア開発はより高速で効率的なスタイルへと変化しつづけています。一方、競合サービスへの優位性を示すために、品質は以前よりさらに高いレベルが求められています。 このようにソフトウェア開発を取り巻く環境は、短納期と高品質を同時に実現しなければならず、非常に厳しい状況です。 その結果、納期を重視するあまり、リスク管理やレビューが疎かになり、リリース後に品質問題やインシデントが発生し、後続開発も遅延するなどの悪循環が生じているプロジェクトが散見されます。そういった問題を引き起こさないためにも、段階的かつ効率的に品質を担保していくことが重要となります。 そこで今回は、そういった品質担保に有効なITレビュー方法の一つである、ウォークスルーについて、その必要性と実施方法について解説します。
2023.03.28詳しく見る -
- セキュリティ
CSIRT(シーサート)とは?必要な理由や役割について解説
ほぼすべての組織には守らなければならない情報資産が存在します。したがって、それが漏えいしたり紛失したり侵害されたりする問題、すなわちセキュリティインシデント(セキュリティ事故)が発生するリスクは常にあると思ってよいでしょう。 そのようなセキュリティインシデントに対応する(インシデント対応、あるいはインシデントレスポンス)ための組織、それがCSIRT(Computer Security Incident Response Team:シーサートと読む)です。本コラムではCSIRTについて詳しく見ていきましょう。
2023.03.28詳しく見る -
- ソフトウェアテスト・品質保証
ソフトウェア開発とプロセス品質 ~アジャイルアプローチに必要なメトリクスと落とし穴~
前回(「品質」はだれが決めるもの? 改めて「品質」を考えてみる)は、ソフトウェア品質の概論を述べたが、今回はそのなかの一つの要素である「プロセス品質」について踏み込んでみよう。
2023.03.28詳しく見る -
- ソフトウェアテスト・品質保証
開発現場で目指すべき品質保証とは~効果が最大化するテスト自動化の適用方法~
プロダクトの品質保証課題をもつ企業は多く存在しているのではないでしょうか。プロダクト開発の環境が変化していくなかで、「品質保証」は企業に重要な課題ですが、品質保証の在り方が進化をしているとはいいきれません。 今回は、品質保証の在り方を進展させるために「テスト自動化」による効果と解決策、そのメリットについてご紹介します。
2023.02.28詳しく見る -
- ソフトウェアテスト・品質保証
テスト管理とは?その概要と実施方法、進め方について解説
本コラムでは、テストプロセスの全工程にて共通して行われるテスト管理について、その概要と実施方法、進め方について解説を行っていきます。
2023.02.21詳しく見る -
- ソフトウェアテスト・品質保証
スタブとは?意味やメリット、ドライバ・モックとの違いについて解説
システム開発においては、一般的に「システムテスト」と呼ばれるテストレベルの段階で、構築されたシステム全体の評価を実施し、最終的な品質を測ります。 ただし「システムテスト」には、機能の組み合わせに着目した確認や、非機能要件に対する確認、ビジネスプロセスやユースケースに沿った確認といった目的があり、構築されたシステム上で確認できる評価は、表層的なものにすぎません。 また、それらの確認は、たいていの場合リリースの直前に行われることが多く、たくさんの時間をかけて評価を行うことは難しいでしょう。 最悪の場合、システムテストで影響の大きな問題が発覚し、リリースに影響が出る、などといったこともあります。 そういった問題を引き起こさないためにも、目的に沿った品質計画を立て、段階的かつ効率的に品質を担保していくことが重要となります。 そこで今回は、開発途中で行われる「コンポーネントテスト」で多く用いられ、ほかのサブシステム、ほかのチームに依存せずに、コンポーネント単位で品質を確認・向上する際に必要となる「スタブ(Stub)」について、その目的とメリットをご説明します。
2023.02.21詳しく見る
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- UI/UX
デザインにもガイドラインが必要
現代社会において、あらゆる面でデジタル化が推進され、いまやデジタル・IT技術は、私たちの生活になくてはならないものとなっています。既存の事業をデジタル化・データ化することにより、プロダクトやサービスを介して新しい価値を顧客に提供し、デジタルコミュニケーションによってリレーションを深めようとする企業が、世界的に増えています。 そんな競争が激化するデジタル時代において、プロダクトやサービスの機能が不具合なく動くという製品品質は、もはや必須条件となり、利用体験を指すUX(ユーザーエクスペリエンス User eXperience:ユーザーが、ひとつの製品・サービスを通じて得られる体験)品質こそが競争優位性をもたらす要因として重要視されています。 これは、どれだけ完全なシステムを開発したところで、利用者にとって「使いづらい」「わかりにくい」というものも、品質上の大きな欠陥、致命的なバグと解釈される時代となっている、ということなのです。
2022.04.04詳しく見る -
- セキュリティ
脅威インテリジェンスとは 種類や内容、利用できる情報源などをわかりやすく解説
今日、企業の情報漏洩のニュースをよく目にするようになったこともあり、ひとたび情報漏洩が起こった場合に企業価値の損失につながることを認識している方も多いでしょう。一方で、情報漏洩を防ぐための対策が十分にできていないという方もある程度いらっしゃるかと思います。 情報漏洩については、起きてから対応することももちろん必要ですが、あらかじめ備えておくという視点も欠かせません。そこで今回のコラムでは、従来型の防衛中心の“受け身のセキュリティ”ではなく、最近よく耳にする“攻めのセキュリティ”について考えていただくために、その実施の要素の一つである“脅威インテリジェンス”について紹介します。
2022.02.14詳しく見る -
- UI/UX
UX品質を評価するUXエキスパートレビューのすゝめ
あなたの会社ではUXへの取り組み、成果として現れていますか?その成果は実感を伴うものになっていますか? もしUXに取り組めていない、UXに取り組んでいるけど成果が出ていない、成果を出しているけど実感がない、それを解決したいとお考えの方、ぜひお読みください。
2022.04.04詳しく見る