脆弱性診断のよくある質問にお答えします。種類や必要性、外注先の選び方など

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脆弱性診断のよくある質問にお答えします。種類や必要性、外注先の選び方など

株式会社SHIFT マーケティンググループ
著者 株式会社SHIFT マーケティンググループ

お役立ち資料

Introduction

脆弱性診断とはどのようなものなのか、何のために行うのかがわからない人も多いでしょう。近年、脆弱性をついたサイバー攻撃が高度化・多様化しています。

脆弱性を放置すると、マルウェア感染などにより、不正アクセスや情報漏洩などのセキュリティの脅威にさらされた状態になってしまいます。このようなセキュリティインシデントが発生する前に、脆弱性診断を受けることで、社内システムなどに潜む脆弱性の有無を確認しておくとよいでしょう。

この記事では、脆弱性診断についてよくある質問と回答をご紹介します。脆弱性診断とはどのようなサービスなのかを知りたい場合は、参考にしてみてください。

目次

Q1.脆弱性診断とは?

脆弱性とは

脆弱性診断とは、OSやソフトウェア、アプリケーション、ネットワークなどを調査し、セキュリティリスクに対する堅牢性がどの程度なのかを調べるサービスです。ソフトウェアやハードウェアなどに対して、あらゆるセキュリティ攻撃の視点を想定し、脆弱性の有無を診断します。

脆弱性診断についてはこちらもご覧ください。
>>脆弱性診断とは?診断の種類や必要な理由、やり方やツールについても解説のページへ

関連サービスについて

Q2.脆弱性とは?

脆弱性とは、OSやソフトウェア、ハードウェアやミドルウェア、アプリケーションなどにおいて、プログラムの不具合や設計上のミスが原因で発生した、セキュリティ上の欠陥のことです。

脆弱性が存在したままだと、脆弱性をついたサイバー攻撃を受けてしまい、不正アクセスや情報漏洩などのセキュリティリスクが高まります。脆弱性をついたサイバー攻撃を対策するためには、OSやソフトウェアなどをつねに最新の状態にアップデートしておかなければなりません。

脆弱性に関してはこちらもご覧ください。
>>脆弱性とは?その種類や放置する危険性、正しいセキュリティ対策について解説のページへ

Q3.脆弱性を放置するとどんなリスクがある?

脆弱性を放置すると、脆弱性をついたサイバー攻撃を受ける隙ができたままの状態になってしまい、危険です。

脆弱性を放置すると、WebサーバーがSQLインジェクションクロスサイトスクリプティング、CSRF(クロスサイトリクエストフォージェリ)などの脆弱性をついたサイバー攻撃を受ける可能性があります。また、ウイルス感染し、情報が社外に流出するリスクも考えられます。

このような脆弱性をついたサイバー攻撃は、近年高度化・多様化しており、十分な注意が必要です。サイバー攻撃を受けることで、情報漏洩や不正アクセス、データやサイトの改ざんなどの被害にあう可能性もあります。そのような被害が起こる前に、脆弱性対策を日ごろから行っておく必要があるでしょう。

Q4.脆弱性診断でできることは?

脆弱性診断でできることは、以下のとおりです。

・情報資産を守る
情報セキュリティの重要な3つの要素、機密性、完全性、可用性を守ることが可能です。機密性とは、限られた人だけが情報を利用できること、完全性とはデータの改ざんなどから守ること、可能性とは必要なときに情報を利用できることです。

セキュリティインシデントを未然に防ぐ
脆弱性診断であらかじめ脆弱性を検出し、対策しておくことで、サイバー攻撃を受けるなどのセキュリティインシデントを防ぎます。

・利用者の安心のため
上記のような対策が行われることで、利用者が安心してシステムやサービスを利用できます。

Q5.脆弱性診断の診断対象の種類は?

脆弱性診断で扱う診断項目は非常に幅広く、たとえば以下のようなものがあります。

・Webアプリケーション脆弱性診断
・スマートフォンアプリケーション診断
・クラウド診断
・エンドポイント診断
・プラットフォーム診断
・ソースコード診断

Webアプリケーションに対する診断、スマートフォンアプリに対する診断など、診断を受けるシステムや機器などの状況に応じた診断が必要です。

Q6.脆弱性診断にはいくつかの手法がある?

脆弱性診断を行う方法は、ツールによる自動診断と手動診断があります。

ツールによる自動診断を使えば、自動的なシステムスキャンや、大量の模擬攻撃などを行うことが可能です。広範囲に大量の診断を短時間で行えるので、診断項目を漏れなく効率よく消化できます。

手動診断は専門家が行うため、複雑なシステムに対しても診断を行うことが可能です。また、高度な診断を行えるので、ツールでは見落としてしまうような画面遷移などにも対応できます。ただし、手動なので時間がかかり、広範囲の診断や大量の診断項目を消化することはむずかしいでしょう。

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>>脆弱性診断ツールとは?種類や導入するメリット・デメリット、選定ポイントを解説のページへ

Q7.脆弱性診断を行うメリットは?

脆弱性診断を行うと、以下のようなメリットを得られます。

・セキュリティのリスクを未然に防げる
脆弱性を放置すると、サイバー攻撃を受ける隙を残したままの状態になるため、セキュリティリスクが高い状態になります。脆弱性診断を受けることで、脆弱性を検知して対策できるので、セキュリティリスクを未然に防ぐことにつながります。

・プロの診断を受けられる
プロによる脆弱性診断を受けることで、自社内では防げない最新の技術や知識が必要となる、高度なサイバー攻撃の対策を講じることが可能です。

Q8.脆弱性診断にデメリットはある?

セキュリティ対策を考えるうえで、脆弱性診断を受けることにデメリットはありません。しかし、それ以外の面では、以下のようなデメリットが考えられます。

・脆弱性が発見された場合、システムの修正などが発生することもある
診断の結果、脆弱性が発見された場合は対策が必要です。その際に、対策が単なるソフトウェアの更新などではなく、システムの改修が必要になるケースもあります。システムの修正を行う場合は、コストや手間がかかることに注意が必要です。

・診断を受けるための環境準備が必要な場合もある
脆弱性診断は、実際のサイバー攻撃に近い形で行うこともあります。たとえば、社内システムやネットワークに対して、大量のアクセスや大量データの送信を行うなどです。その際には影響を考慮して、診断用の環境準備が必要な場合もあります。

Q9.脆弱性診断が必要なのはどんなケース?どんなタイミング?

脆弱性診断が必要なのは、たとえば次のようなケースやタイミングです。

・新しいシステムの構築時
・新しい製品などの導入時
・システムの機能追加やカスタマイズなどを行ったとき

新しいシステムや製品を導入した際に診断を受ければ、脆弱性の状態を把握して対策することが可能です。その後、新たな脆弱性が発見されることもあるため、定期的に診断を受けた方がよいでしょう。

Q10.脆弱性診断を実施する適正な頻度は?

脆弱性診断を行う適切な頻度は、一般的に1年に1回以上といわれており、状況に応じて適切な頻度を定める必要があります。

IPAの『ECサイト構築・運用セキュリティガイドライン』によると、ECサイト運用時のセキュリティ対策要件として、たとえば以下のように定められています。

ECサイトへの脆弱性診断を定期的およびカスタマイズを行った際に行い、見つかった脆弱性を対策する。プラットフォーム診断は少なくとも四半期に1回程度、Webアプリケーション診断は、新機能の開発や追加、システム改修などを行ったタイミングで実施する。

Webサイトのアプリケーションやコンテンツ、設定などの重要なファイルの定期的な差分チェックや、Webサイト改ざん検知ツールによる監視を行う。頻度は少なくとも週に1回程度。

このようなガイドラインを参考に、診断頻度を設定するのもよいでしょう。

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>>脆弱性診断の適切な頻度とは?項目ごとの違いやタイミングについて解説のページへ

Q11.外部からのアクセスを制限している環境でも診断はできる?

外部からのアクセスを制限している環境でも診断はできる

外部からアクセス制限をしている環境であっても、診断は可能です。

外部からのアクセスが制限された社内ネットワークなどの環境は、外部から第三者がアクセスできないので、セキュリティのリスクは低いといえます。しかし、内部犯行や従業員の操作ミスによる情報漏洩なども考えられるため、診断を行う場合もあります。

Q12.脆弱性診断でサーバーへの負荷はどの程度かかる?

手動診断の場合は、サイトを閲覧する程度の負荷です。ツール診断の場合には、大量アクセスなど、負荷がかかる診断を行うこともあります。診断対象の環境への影響を考慮して、診断内容を決めていきます。

Q13.脆弱性診断の安全性は?

診断を行う際は、対象環境に負荷をかける場合もありますが、安全性に十分配慮して行います。診断時の安全性について気になる場合には、診断内容やどのくらいの負荷をかけるのかをあらかじめ確認するとよいでしょう。

Q14.診断中にトラブルが起きた場合はどう対処する?

対象の環境に対して十分配慮して診断を行いますが、万が一トラブルが起きた場合には診断を中止し、すみやかに影響調査を行います。その後の対応が必要な場合は、状況に応じて対応してもらえます。

トラブル発生時の対応が気になる場合は、あらかじめ対処内容を確認しておくのがおすすめです。

Q15.脆弱性診断はどのくらい時間がかかる?

所要時間は、診断項目や内容にもよります。診断サービスを行うベンダーに確認してみるとよいでしょう。

Q16.診断中はサービスを止める必要がある?

基本的には、脆弱性診断を行っている間に、サービスを停止する必要はありません。診断期間中でも、対象システムや機器を稼働することが可能です。

負荷をかけるテストなどを行う際、社内システムやネットワークへの影響を知りたい場合には、診断前にあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

Q17.脆弱性が発見された場合、修復をサポートしてもらえる?

脆弱性が発見された場合は、修復なども含めてすみやかに対処を行う必要があります。診断を行う専門会社のサービス内容やサポート体制にもよりますが、診断だけでなく、脆弱性対策や修復のサポートをしてくれる場合もあります。

脆弱性の内容によっては、すみやかな対応が必要な場合もあり、状況に応じた判断が必要です。そのため、脆弱性診断を依頼する場合には、診断だけでなく、その後のサポートもしてくれる会社に依頼するのがよいでしょう。

Q18.脆弱性診断サービスはどのように選べばよい?

脆弱性診断サービスを選ぶ際には、以下のようなポイントについて、サービス内容を比較するとよいでしょう。ポイントごとに、自社にあったサービスやサポートを提供している会社を探すことをおすすめします。

・対応している診断項目、範囲
・診断の精度、信頼性
・結果報告の内容、アフターフォロー
・同業種での導入実績

Q19.手動診断、自動診断の違いは?

手動診断とツールによる自動診断の違いやメリット・デメリットは、以下のとおりです。

・手動診断
専門家が診断するため精度が高く、複雑なシステムにも対応可能です。一方で、ツール診断よりも作業時間がかかり、コストが高いというデメリットもあります。

・ツールによる自動診断
広範囲をツールで一度に診断でき、短時間、低コストで利用できるメリットがあります。一方で、複雑なシステムに対して細かく診断できません。ツールの診断結果を判断するためには、高度な専門知識が必要です。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、状況に応じて適した診断方法を選ぶ必要があります。

Q20.有料の脆弱性診断ツールは無料版と何が違う?

一般的には、無料版の場合は費用が発生しないメリットがあるものの、機能や診断範囲、サポート内容が限られています。無料版で機能や使い勝手を試して、有料版を導入するかどうかを検討するという使い方がよいでしょう。

本格的な脆弱性診断を行いたいなら、機能やサポート内容が充実している有料版を利用することをおすすめします。

脆弱性診断ツールについてはこちらをご覧ください。
>>脆弱性診断ツールとは?種類や導入するメリット・デメリット、選定ポイントを解説のページへ

SHIFTの脆弱性診断(セキュリティ診断)サービスについて

SHIFTでは、安定した品質の脆弱性診断サービスを実施しています。

セキュリティ基準の高い金融業界や業務システム、Webアプリケーションなど、幅広い分野の脆弱性診断の対応実績があります。また、納品スピードは最短1営業日、診断開始まで最短1週間とすばやい対応が可能です。診断の安定性や網羅性、専門性などのクオリティが高く、幅広い業界にご利用いただいています。

社内システムやネットワークの脆弱性診断を実施したい、セキュリティ対策を行いたいという場合は、お気軽にご相談ください。

<SHIFTの脆弱性診断>

脆弱性診断LP
>>脆弱性診断サービス特設ページ

まとめ

この記事では、脆弱性診断についてよくある質問と回答についてご紹介しました。

脆弱性診断は、社内システムやネットワークなどを、サイバー攻撃から守るために実施しておく必要があるセキュリティ対策です。脆弱性はどこに潜んでいるかわからず、新たな脆弱性が発見されることもあります。そのため、システムやソフトウェアなどの導入時や開発時だけでなく、定期的に診断を受けることをおすすめします。

SHIFTの脆弱性診断サービスはこちらをご覧ください。
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この記事を書いた人

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著者 株式会社SHIFT マーケティンググループ

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