インスペクション(仕様書・テストケース) サービスのご紹介

上流工程で仕様書の欠陥を早期発見し、コスト超過を防止

仕様書やテストケースに実施する、インスペクションとは?

インスペクションとは、精査、点検、検査をするという意味を持ち、ソフトウェアテストの領域では、システム仕様書もしくはテストケースに対して行うことが多い手法です。また第三者が目視検証で行い、かつプログラムを実行せずに静的に行うという特徴があり、欠陥を早期にまた的確に発見することが目的になります。

 

インスペクションの中でもメインとなる「仕様書インスペクション」は、システム仕様書に含まれる仕様バグを検出するためのレビューを行うことです。また対象となるシステム仕様書の中でも、ソフトウェアの外からの見え方や動きを記載した基本設計書、システム内部の詳細な動きを記載した詳細設計書の両者に対して行われます。

 

仕様書インスペクションの成果物としては、検証対象である仕様書への指摘事項をまとめたドキュメントになります。具体的には、「ドキュメント間での記載内容の矛盾」や「表現が曖昧なことによる複数の解釈の発生懸念」などが指摘事項として挙げられます。

 

この仕様書インスペクションは、アドホックレビュー、ウォークスルー、テクニカルレビューなどいくつかある仕様書レビューの中でも、最も公式的で工程や役割を最も厳格に決めて行われることから、品質向上効果の高いレビューと言われています。

インスペクションによって発見される仕様バグとは?

仕様書インスペクションは、テスト工程の前に行うことにより「仕様バグ」という欠陥を発見することが目的です。

 

そもそもシステムの不備は、大きく「実装の不良による欠陥」と「仕様の考慮不足による欠陥」に分かれます。その中でも実装の不良による欠陥は、実装工程で仕様書通りに開発者がプログラムを正しく作成できず、不備をつくってしまうものです。

 

一方で仕様の考慮不足による欠陥は、システム仕様書作成という上流段階で不具合の原因をつくっているもので、これを「仕様バグ」と呼びます。この仕様バグがテスト工程で不具合として検出されることによって、修正が必要となりテストの手戻りの大きな原因になってしまいます。

インスペクション(仕様書・テストケース)の重要性

仕様書の不備によって起こるテスト工程時点での修正コストは、上流工程時点で修正を行うコストと比べて50倍~200倍※1にも及ぶといわれています。

 

SHIFTでは過去の大規模プロジェクトにおいて、インスペクション実施により、1機能あたり100件以上の指摘事項を検出。

もし、これらがテスト工程で発覚し、修正を行った場合、膨大なコスト超過となった可能性があります※2。

 

思わぬコスト超過を防ぐためにも、上流工程でインスペクションを行い、手戻りを減らすことが重要です。

SHIFTでは優れたインスペクターが欠陥を早期に発見し、コストが超過しないよう、お客様をサポートします。

 

※1 引用元:先進的な設計・検証技術の適用事例報告書 2015年度版
※2 インスペクション対象:画面設計書100ページ程度

こんな課題解決をサポートします!

  • 仕様漏れや設計誤りがテスト工程で発覚し、手戻りによるコストが増加してしまった。
  • 仕様書の漏れはないと思うけれど、テストケースの妥当性に少し不安が残っている。
  • 基本設計書や詳細設計書のレビューは行っているが、プログラマーやテスト設計者に意図が伝わらない。
インスペクション(仕様書・テストケース) サービスのご紹介

のインスペクション(仕様書・テストケース)なら

  • 上流工程において早期に欠陥を除去し、コスト超過を防止

    スケジュールやコストの制約が大きいシステム開発では、テスト実施段階ではじめて品質を担保しようとすると手遅れになる危険があります。そこで、プログラム完成前の上流工程で仕様書(要件定義書、基本設計書、詳細設計書など)を目視でチェック。欠陥を早期除去してコスト超過を防止します。

  • テストケース自体の妥当性をもチェック可能

    テスト実行前の段階でテスト設計の内容に抜け漏れが見つかって修正すると、ソフトウェアの品質を担保することは難しいものです。SHIFTのインスペクションサービスでは、テストケース自体の妥当性をインスペクターがチェックし、テストケースの抜け漏れを防ぐなどして、品質の担保に貢献します。

  • 第三者によるインスペクションで認識齟齬による手戻りを防止

    SHIFTでは、システムの利用者、設計者、テスターそれぞれの立場でインスペクションを実施し、複数の第三者視点で、網羅的に仕様書を確認。それにより、属人的な表現や曖昧な記載、見落とされがちな論理矛盾を洗い出して、暗黙知による認識の齟齬が発生しないようにします。

2つの特長

01

独自の標準観点による、定量的な品質チェック

独自の標準観点による、定量的な品質チェック

これまで蓄積してきたナレッジや標準観点チェックリストにもとづいて、インスペクターが指摘事項の洗い出し、傾向分析などを行い、品質メトリクスとしてドキュメント品質を数値で可視化。開発と並行して品質チェックができるようになるだけでなく、定量的な品質チェックも実現します。

02

各設計フェーズでインスペクションの実施が可能

各設計フェーズでインスペクションの実施が可能

SHIFTでは、要件定義・基本設計・詳細設計フェーズやテスト設計の各段階でインスペクション対応が可能。早期タイミングで成果物の品質傾向をチェックし、後工程での欠陥流出の予防効果があります。また、品質確保のため工程完了前の実施も可能です。安定したプロジェクト進捗に貢献します。

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