合格率6%の難関検定を突破したテスターが、高品質なソフトウェアテストを実現
テスト実行のフェーズにおいては、テスターが実際に作業する前の準備が必要です。テスト実行準備を行わなければ、「リソースや工数を考慮せずにテストケースを上から順番に実行する」などの非効率な方法になる、適切ではない環境や端末で実行してしまい手戻りが発生するなど、テストの進捗や品質がばらついてしまう可能性があります。これにより、テスト期間が延びてしまい余分にコストがかかる、管理が煩雑になり進捗が追えず、問題をすぐに把握しづらくなるなどの事象が起こり得ます。
テスト実行準備では、一般的に以下の6つの作業を行います。
1.プロジェクト全体のスケジュールを確認し進捗の遅延や最新のリリース予定日を把握する
2.テストケースを基にテストデータやテスト環境などテスト実行に必要な事項を洗い出す
3.端末の使用可能な期間やテスト環境と本番環境の差異などテストの制約となる事項を洗い出す
4.各テストケースの作業工数を見積もる
5.効率のよいテストケース消化の順番を決定する
6.タスク1件1件の正確なタイミング、工数を記したテスト実行スケジュールを作成する
テスト実行準備を万全に行うことで、テストを確実に実行することが可能です。テスト実行は、以下のプロセスで行います。
1.テスト実行準備で立てたスケジュール通りにテストケースを実行し、得られた結果を正確に記録する
2.テストケースにおける想定結果と実際の結果を照らし合わせ、不具合の有無を検証する
3.不具合があった場合、記録と報告を行う
4.不具合の修正後、再テストを実行する
以上のようなテスト実行準備からテスト実行までのプロセスは一般的なものですが、これらをどのプロジェクトでも滞りなく進めることは困難といえます。例えば、担当者によって進捗や品質が変わってしまうケースやテスト実行プロセスを行うためのリソースが足りないケース、さらにはテスト実行管理が煩雑になってしまい進捗管理ができないケースなど、スムーズなテスト実行が実現できないこともあります。
このような場合、テスト実行を行うための十分なリソースの確保だけでなく、ノウハウの蓄積やケースに付随したテスト実行の手法、体制の確立などが重要になります。他にも、テスト実行を専門会社へ依頼することや、テスト管理ツールを導入することで、テスト実行をスムーズに行い、過去のテストケースをノウハウとして蓄積・活用していくことも問題を解決する手段のひとつです。
SHIFTは品質保証のプロ集団であるため、ソフトウェアテストに特化した人材が豊富に揃っています。必要なタイミング、必要な予算にあわせて、適切なテストを提案し、的確にテスターが実行。どんなプロジェクトでも開発とテストの分業を実現し、貴社のエンジニアが開発だけに集中できる環境を整えます。
これまでの知見を活かして確立したテスト管理の手法で、テストの実行数や進捗スピードなどを徹底管理。テスト進捗をコントロールしてスケジュールを厳守します。不具合の報告フォーマットも標準化され、リアルタイムに報告できるのでエンジニアは容易に不具合を再現でき、すぐに改修可能です。
SHIFTのテスト管理手法を詰め込んだ、統合型ソフトウェアテスト管理ツール「CAT」でテストの実行状況を可視化し、時間単位で管理するため、進捗予測精度が格段にアップ。テストセンターでもお客様先でも、問題があればリアルタイムに対処でき、不具合に対してさまざまな分析もできます。
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Made in Japan品質で世界を席巻した製造業の、業務改善コンサルタントがSHIFTを設立しているため、そのオペレーション改善手法をテスト実行の工程にも適用。作業工程の細分化、パフォーマンスの可視化など、高度な工程管理手法によって生産性を追求しています。
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SHIFTでは、誰でもテストを実行するテスターになれるわけではありません。テスターはすべて、テスト業務の資質があるかどうかチェックされる「CAT検定」の通過者。その合格率はわずか6%で、生産性の高いテスト実行者のみをスクリーニングしています。
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SHIFTならば、オンデマンドで最短1日最小1人から、お客様のニーズにあわせてテスト実行リソースを提供することが可能です。SHIFTのリソースを活用することで、テスト実行費用を変動費化させることができ、大幅なコスト削減を実現します。