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アジャイルな思想が変える社会の未来予想図
アジャイルは宣言された当時、アジャイルソフトウェア開発宣言という名前の通り、ソフトウェア開発に向けられたものだった。 しかし、アジャイルの価値はいまやソフトウェア開発だけでなく、ビジネス、ハードウェア開発といった分野にも大きな影響を及ぼしている。これは、世の中がいかにアジャイルを求めていたかを示すものでもある。 本コラムでは、身近な例や、これまでアジャイル開発とは縁遠いと思われてきた分野の例を引きながら、アジャイルがどれほど浸透しているか、アジャイル開発がどれほど私たちの社会を変えてきたか、今後はどうなっていくのか見てみたい。
2023.06.05詳しく見る -
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ソフトウェアの開発・運用・セキュリティ対策をONE TEAMでおこなうDevSecOps
ソフトウェアの開発プロセスは、分業型である旧来のウォーターフォール型開発から、ユーザーのニーズに柔軟かつ迅速に対応可能な、チーム型のアジャイル開発、さらには開発(Dev)と運用(Ops)を同じチームでおこなうDevOpsへと移行してきています。 一方、このようなソフトウェア開発プロセスの進化とは別に、ソフトウェアのセキュリティ上の安全性を担保する活動は、依然として開発チームの外にいる社内のセキュリティチームや外部ベンダーが担っているケースが多く、開発サイクルの高速化に順応したセキュリティ対策の実施がむずかしくなっています。このような状況を解決するため、近年、柔軟かつ高速な開発を可能にするDevOpsにセキュアソフトウェア開発(Sec)を統合したDevSecOpsに注目が集まっています。 本稿では、ソフトウェア開発プロセスの進化を振り返りながら、DevSecOpsの基本概念と実践について解説していきます。
2023.05.11詳しく見る -
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ウォーターフォール開発とアジャイル開発の宗教論争
2001年に「アジャイルソフトウェア開発宣言」が公開されてから、アジャイル開発は従来のウォーターフォール開発と対比され、ともすれば対立するものとしてみなされている。 しかし、本当にウォーターフォール開発とアジャイル開発は相容れないものなのだろうか。 そんなことはないはずだ。どちらもプロダクトをつくり、お客様に提供する以上、アジャイル開発とウォーターフォール開発で目指すところは変わらないはずである。 ただ抽象化・具象化のやり方が違うために、お互い異質に見えるだけなのではないだろうか。 本コラムでは、ソフトウェア開発を進めるうえで、最終的に目指すものや基本的なやり方は開発手法によらないことを考察してみたい。
2023.05.09詳しく見る -
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組織に生まれるアジャイルという新しい文化を守るための仕組み
新しい技術や方法論への取り組みは、個人または小さな集団からはじまることが多い。アジャイルへの取り組みもその一つではないだろうか。 このような新しい取り組みをはじめた個人や集団を見つけて守り育てることは、その取り組みを推進したい組織において非常に重要である。なぜならば、新しい技術や方法論は、個々人の取り組みに対して周囲が共感し、それが共有されて広まっていく過程で型化され、やがて組織に定着していくからだ。この一連の流れは「文化の醸成」である。 本コラムでは 、アジャイルに取り組む集団を既存の組織のなかで守り、維持していく際の課題やプラクティスを紹介していく。
2022.12.16詳しく見る -
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DevOps(デブオプス)って何だ?Dev(開発)とOps(運用)以外の人たちは何をする?
DevOpsという言葉を聞くようになって久しいが、みなさんは「DevOps」と聞いてどのような印象をおもちだろうか。Wikipediaには、以下のように記されている。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------- DevOpsは、ソフトウェア開発手法の一つ。開発 (Development) と運用 (Operations) を組み合わせたかばん語であり、 開発担当者と運用担当者が連携して協力する(さらに両担当者の境目もあいまいにする)開発手法をさす。ソフトウェアを迅速にビルドおよびテストする文化と環境により、確実なリリースを、以前よりも迅速に高い頻度で可能とする組織体制の構築を目指している。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 厳密に定義されているわけではないが、「ビジネス価値を高める(競争優位性を保つ)」 、そして 「ユーザーの満足度を高める」 ことがビジネスの本質であり、 DevOpsはプロダクトやサービスをユーザーに提供するまでの時間を徹底的に短縮することを目標としている。単一のフレームワークや方法論を指しているのではない。 本稿では、DevOpsの全体像を示しつつ、DevとOps以外の人たちがどのようにマインドを変え、行動を変えていくかを述べる。
2022.11.24詳しく見る -
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アジャイル開発においてQAはいらないのか?
アジャイル開発におけるテストはアジャイルチーム内で実施すればよい、よってQAチームによるテストは不要、という意見を聞くことがある。確かに、スクラムガイドに書かれているのは『開発者』であり、QAという役割は定義されていない。しかし、果たして本当にQAという役割は不要なのだろうか?
2022.11.04詳しく見る -
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RPAの成功事例 どこまで業務効率化できる?導入の流れや期待できる効果まで解説
2021.09.30詳しく見る -
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レガシーシステムとは?迫る「2025年の崖」マイグレーション成功における3つのポイント
ビジネスの世界で聞かない日がないほど浸透しつつある「DX」。経済産業省が発行した『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~』では「DX化の遅れにより2025年以降、最大で年間12兆円の経済損失が生じる可能性がある」と述べ、企業の早急な「DX」化を促しています。 今回は「DX」化の遅れの原因の一つとして取り上げられる「レガシーシステム」について解説しながら、その解決策の一つであるマイグレーション成功に向けた3つのポイントを紹介いたします。
2021.09.16詳しく見る -
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プロダクトバックログの作成方法やメンテナンス方法を解説
今日、ソフトウェア開発手法の主流ともいえる「アジャイル開発」のなかで、多くの企業が採用するフレームワークが「スクラム」です。当社にも、「スクラムで開発してみたい」、「スクラム開発を導入してみたが結果が出ない」、「スクラム開発に切り替えてからソフトウェアの品質が悪くなってしまった」というようなお問い合わせをいただく機会が増えてきています。 さて、多くの方が注目するスクラムのなかでも、一番結果に差がつきやすく、開発全体に影響を与えるのが、プロダクトバックログといえます。プロダクトバックログはスクラム開発のプロセスにおける、はじまりと終わりに関わるもっとも重要な部分であり、プロジェクトの成功を支える生命線のようなものでもあるからです。 そこで、本コラムでは、プロダクトバックログについて、SHIFTでの現場視点を踏まえつつ、まとめてみることにします。
2021.09.15詳しく見る -
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基本設計とは?基本設計の概要と、設計書作成の重要な観点や要素を紹介
基本設計は、要件定義と詳細設計の間に位置するソフトウェア開発の工程の一つです。このコラムでは、基本設計がその前後にある工程と関係において果たす役割、基本設計の工程で作成することがある基本設計書の作成の観点や要素について説明します。
2021.09.15詳しく見る -
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新規ゲーム開発の流れと重要視するべき2つのポイント
効率よくゲームを開発し、運用するためには、どうすれば良いでしょうか? そのためには全体像を把握し、プロデューサーなどが判断する業務と、実際に開発現場が作業として「手を動かす」業務にわけて、スケジュール作成、チームビルディングをする必要があります。 今回は新規にゲームを開発する場合の流れを振り返りながら、ゲーム開発を成功に導くために重視するポイントを紹介いたします。
2021.08.31詳しく見る -
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上流工程とは?4つの流れと下流工程を意識しておさえておくべきポイントについて解説
2021.08.26詳しく見る -
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ウォーターフォール(V字)開発モデルとは?メリット・デメリット、アジャイル開発との違いについて解説
いまや我々の生活になくてはならないスマートフォンやパソコン。これらの製品内に組み込まれるソフトウェアの開発手法の1つとして、「ウォーターフォール(V字)モデル」があります。 IT業界で働いている方であれば、内容は知らずとも一度ぐらい名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。 今回はこのウォーターフォールモデルについて、ご紹介していきます。
2021.08.16詳しく見る -
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ソフトウェア開発とは?種類や手法、開発の流れやコツについてわかりやすく解説
新規事業展開や既存事業の再編などの一環としてソフトウェア開発案件を予定する企業の多くは、社内でまずITプロジェクト化し、業務に明るい人員を担当者としてアサインして、推進することになるでしょう。なかには「正直どこから手をつけたらいいかわからない」と悩む担当者も少なくはないはずです。誰しもが、システムエンジニアの経験があるというわけではないからです。 このコラムでは、35年ほどにわたり、多くの企業様のソフトウェア開発を支援してきた筆者自身の経験をふまえつつ、システムに苦手意識をおもちの方にもわかりやすく、ソフトウェア開発についてご説明いたします。
2021.08.06詳しく見る -
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スクラムとは?特徴やメリット、開発の流れをわかりやすく解説
2021.08.05詳しく見る -
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オンプレミスとは?クラウドとの違いやメリット・デメリットについて解説
近年、AWS(Amazon Web Service)や、GCP(Google Cloud Platform)、Microsoft Azure、Alibaba Cloud(アリババクラウド)、Equinixなど情報システムにクラウドサービスを利用して管理運用することが一般的になってきました。 しかし、まだ一部ではオンプレミスによる管理を採用しているケースもあり、これから新規で情報システムを構築しようとしている企業や担当者は、クラウド、オンプレミスのどちらで運用するべきか悩みが絶えないかと思います。 そこで、今回は今一度、オンプレミスとクラウドのメリット・デメリットを比較していきましょう。
2021.07.19詳しく見る -
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マイグレーション(システム移行)とは?意味・手法・種類を徹底解説
2021.06.11詳しく見る -
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テスト駆動開発(TDD)とは?目的や種類、メリット・デメリットまで徹底解説
2000年代初頭に提唱されたことがきっかけで1つの開発手法として取り入れられるようになった、テスト駆動開発(TDD)について取り上げてみたいと思います。
2021.06.03詳しく見る -
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DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?意味や定義、成功事例3つと推進プロセスまでご紹介
デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)が活況です。2018年に経済産業省がDXレポートを発表した際には「2025年の崖」がバズワードとなり、多くの方が「DX」「2025年の崖」のワードを耳にしたことでしょう。一方で2020年に発表されたDXレポート2では、決して多くの企業がDXに取り組んだわけではないとの報告がなされました。 メディアで耳にしない日のないDXですが、その実態は約95%の企業がDXに未着手であるか、散発的な実施に留まっているとされ衝撃を与えています。 DXレポート2では以下のような反省があります。 「先般のDX レポートでは『DX=レガシーシステム刷新』等、本質的ではない解釈を生んでしまい、また『現時点で競争優位性が確保できていればこれ以上のDX は不要である』という受け止めが広がったことも否定できない」(DXレポート2) 本来、新型コロナウイルス禍は言葉を選ばずに言及すると、DX着手・実行の大きな機会と言えます。DXレポート2では、「2025年の崖」を引きあいに出しながら「2025 年を待つ猶予はなくなった」と述べています。 なぜ、このようなコロナ禍の状況下においても日本のDXは加速できないのでしょうか。
2021.05.07詳しく見る -
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アジャイル開発とは?メリット・デメリット、手法や進め方について紹介
ビジネス環境の変化が激しい今日。プロダクト・ライフサイクルを意識し、市場のニーズに迅速に応えるための開発の効率化はソフトウェア開発の課題の一つといえます。その課題に対応する方法として主流となりつつあるのがアジャイル開発です。このコラムでは、アジャイル開発の概要や手法、メリットやデメリット、そしてアジャイル開発に適しているプロジェクトについてもご紹介します。
2021.03.26詳しく見る
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